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今だから分かるが、入社して半年で今から教育していこうって時期に意味不明だ。【ビジネス】

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自分の会社は食品や厨房機器だけじゃなくて飲食にも大きく関わっている。
企画で、全部うちの会社のモノを使った飲食店を作ってリサーチの場にしたいという企画だった。
ただ人をどうすれば良いか分からない。
それに対して真っ先に名乗りを上げたのが山崎だった。
普通の人間はそんな飲食のアルバイトみたいな業務はやりたがらない。が山崎は「あーじゃあ僕いきますよー」といきなり言い出した。
今だから分かるが、入社して半年で今から教育していこうって時期に意味不明だ。
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ただ山崎の条件は「内装とか好きにさせて。給料安くてもいいし、なんなら会社辞めて個人事業主になるから歩合制でもいいよ」だった。
全くもって当時は意味不明だった。
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周囲の反対を押し切って無理矢理店長的な存在になった山崎だが、企画にもモノを言い始めた。
はじめは大体的にを打ってマーケティングするつもりだったが絶対するな。内装もピカピカしてなくてカフェみたいな感じがいい。繁華街に出さないとか、どう考えてもいきなり利益が出ないものだった。
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周囲を無理矢理させたが、会社は個人事業主にさせて自分で成果を出してみろという事だった。
山崎はそれで納得し無理矢理飲食店をオープンさせた。
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すまん日本語ぐちゃぐちゃになってるな。
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うん
でもなんとなくはわかる
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店をオープンさせた山崎だが、業績は一向に伸びなかった。
さすがに会社の人間もやっぱりダメか。。と思っていたが、オープンから3ヶ月目にして緩やかには業績が伸びていった。
そしてオープンから5ヶ月が過ぎた頃には1日3回転以上するお店になっていた。
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会社の人間が様子を見に行くとカフェなのに予約じゃないと入れないようなお店になっていた。数ヶ月待ちなどでは無いが、常に満席で「行く前に電話などをしたほうが確実に入れるお店」になっていた。
しかもお客さんと仲よさげに話してホールを回す山崎。
ほとんどのお客さんが山崎に会いにくるようになっていたのだ。
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すごい大物だな
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バイトも数人居たが山崎が勝手に雇っていた。
若い学生達だが、山崎が見つけたであろうとすぐに分かる子たちだった。愛想も良くて気がきく。
どこで見つけたのかと聞くと「道端で声をかけた」そうである。
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バイトの子達の給料は山崎が勝手に払っていたようだ。
多分始めの3ヶ月は山崎大赤字であったはずだ。
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山崎の様子を見ていると何気なく喋っているように見えながら、食品やメニューのリサーチを確実に行っていた。帰り際に山崎から資料を渡されたが、改善点や買い取ってくれそうな店を大量にピックアップしていた。
どうやって買取先を見つけたかと言うと、カフェやバーに通いまくって店主となかよくなり周辺の飲食店の悩みを聞く→じゃあうちで使ってるこれいいですよと教える。一見マルチ臭く見えるが、それで大口契約が入ったりめちゃくちゃであった。
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おれ山崎の下で仕事したいわ
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だがオープンが八ヶ月を過ぎてもお店の情報ははネットでも目立つものでは無かった。
料理情報誌等には一切載せないというのが山崎の拘りであった。理由を聞くと「お客さん離れちゃうじゃん。」とのこと。
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山崎の理論は「自分で見つけて通ってくれてる人がいて、その人の口コミで広がっている。うちのお客さんは良い人ばっかりでそういう人たちが良い人を連れてきてくれる。
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でも間口を無理に広げると嫌な人の数が相対的に増える。そうなると離れる」という一見分かりそうで分かりにくいものであった。
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なんだかんだで山崎の店は順調であった。
そして1年が過ぎた頃山崎が突然会社にやってきた。
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そして担当者の元へいき
「店を買い取らせてください」と言い出した。
こっちは山崎が戻ってくると思っていたので社内がパニクっていた。
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山崎が店を買い取るということは山崎は二度と戻ってこないということと同じである。
上司が説得を試みるが山崎は一向に譲らない。
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本人の性格考えりゃ折れるはずないわな。
大体、せっかく一から築きあげた空間を他人に託すとかありえなさそう。
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話しを聞くと、最近は満席の日が続いていてお客さんを断ることが多くなってしまった。自分は一週間先の予約を取らないといけないようなお店にはしたくない。
なので2店舗目を出したい。
今の店はバイトの子を社員にしたい。そのために買い取って法人化する。一ヶ月ほどわざと店に立たなかったが今はバイトの子にもお客さんが付いているから売り上げに影響は無かった。と言い出した。
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商品リサーチも完璧にやっていてかつ取引先も順調に増やしている山崎の説得力は抜群だった。
数回のミーティングを経たのち、山崎が店を買い取るということになった。そして2店舗目は山崎の業績を認めて2店舗目は全部無償で会社が一式揃えることになった。
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1店舗目は初期費用を売り上げから回収していたが山崎は1年で結構返していた。会社としては、2店舗目は無料で出してもその他の部分で利益が充分にあると判断したのだ。
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すげえな…
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もう新入社員って扱いじゃなく
真っ当なビジネスパートナーになってんな
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その後山崎は2店舗を出店、同じ手口でバイトの子を雇い良い子が入れば社員にしていた。相手が大学生であろうと専門学生であろうととにかく良い人材をガンガン集めて育てていた。
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そんなこんなで山崎は法人化しいきなり社長となりうちの会社と正々堂々と取引をする元新入社員となってしまった。
ちなみに地獄の研修は本当になくなってしまった。
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ちなみに赤字の頃どうやってバイトに給料を払っていたのかと聞くと「研修会社にボイスレコーダーを買い取ってもらったお金で払っていた」と最近発覚した。
ここまで来ると全て山崎が仕組んでいたように思えてしまって怖くなってしまった。
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山崎に確認したところ、そういうつもりでは無かったらしいが、本当にお金が無くなってしまったので、いきなり交渉したらしい。
暴行のことはお互い様ということで手を打って、音声を買い取らせたと。
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こんな同期いたら嫉妬というよりか脱帽する
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>>107
多分自分達同期は嫉妬の前に確実に理解できない感情があったはずだ。それが気づけば尊敬に変わっていた。
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ちなみに山崎とは未だに付き合いがある。
というか同期と普通に遊びに行ったり変な付き合いである。
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さてタイトルにある「羨ましいという」内容であるが、本日の朝山崎から電話があり「結婚するわー」と言われたのである。
相手はオープン当初一店舗目でバイトで雇っていた年下の子である。
ぶっちゃけめっちゃ可愛い。
羨ましい。。。
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とりあえず山崎のサクセスストーリーはこんな感じである。
なんか質問があれば知っている範囲で答えようと思ってるけど、なんかある?
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>>>111
研修でなぐりあいした相手の処分はどうなった?
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>>117
そこはわからん。ただそに会社はまだあるからまだ居てるんじゃないだろうか?
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正々堂々と自己主張できて
しょうもない研修で洗脳されないような人間が
一流のビジネスマンになれるというわけだな
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>>113
今になって思うけど長いものにぐるぐる巻かれるのも一流のビジネスマンだとも思う
119
>>116
新入社員の俺に詳しく
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>>119
これは俺の持論だからなんとなくで聞いて欲しい。
俺は高校が寮だったんだが凄い厳しかったんだ。上級生とか先生からの暴力も大かった。
そこで身につけたのはとりあえず耐えて、友達とグチグチ言ってスッキリして自分なりに納得をつける。これは多分社会でも通じる部分はあると思う。そこで結果を出せばいいと思う。
俺は山崎とは対極的な人間だからそう思う瞬間はたくさんあるんだ。
なんとなくで思っておけばいいよ。
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>>124
組織で上手くやれるのはそういう人間だよ
波風立てずに適度にストレスを発散できる奴
そういう奴はいっぱいいるけどね
俺もその一人だし
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イッチ乙やで

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